O157の感染経路を徹底消毒!スマホやトイレを清潔にして感染予防
o157食中毒が、関東を中心に直近5年間でもっとも流行した年のピーク時を超える水準になっている!と発表されました。
そして、現在でもその感染経路がわかっていない状況が続いています。
スマホ、トイレを消毒しましょう。!
実は
感染源となりうるもので、意外にもスマホがあります。
「え?」と思われると思いますが、そうなのです。
また、日常で使うトイレもそうです。
どちらも消毒することで感染予防になります。
スマホとトイレのの危険性と消毒方法についてご紹介します。
- o157:感染経路
- スマホを消毒する!?
- 消毒に使う アルコール消毒剤はこちらから
- スマホに菌をつけないようにするために気をつけること
- スマホは買い物かごに入れない 、病院、レストランなどで、直置きしない
- トイレの消毒
- 台所用漂白剤が効果的!!
- トイレスマホは絶対にだめ!
- まとめ
- 今回のo157の感染経路
o157:感染経路
o157には大きく分けて2つの感染経路があります・
- 1:感染された食品を食べる
o157は病原菌は、動物が持っている菌で、家畜などの糞便などから検出されます。糞便で汚染された水や野菜を、殺菌せずに食べてしまうと感染します。
また、お肉にも、もちろん菌が入っています。そのため加熱が不十分(75度で1分以上加熱)のまま食べると感染してしまいます。
- 2:直接感染源の動物とふれあう。
動物とのふれあいは楽しいですよね。
でも、動物には菌がいっぱい。
動物に触った手を洗わずに食品を食べたり、手を口に入れたりすると、感染してしまうのです。
2つの感染経路で、2つ目はとても判りやすいですね。実際に触れ合っているわけなので、患者さんにも自覚があります。
問題になっているのは、1つ目ですね。
どこから感染したかがわからない。
感染源を特定できない。
そのためにどんどんと、感染が広がってしまうことになります。
つまり。。
どこに菌がついているか判らない!
消毒して防ぐしかない!
と、いうことになってくるのです。
そのときに、注意してほしいのはのは、菌がついているのは、食品とは限らないということです。
菌に手が接触すれば、手に菌がつきますね。
手でよく触って、誰でも一番身近にあるものというと?
スマホです。
スマホが危険な理由は、ここなんです。
また、
感染した人が使ったトイレを使えば、トイレから感染します。
トイレといっても便座だけではありません。ドアノブ、ペーパーホルダーも感染源になりえるのです。
でも、トイレをお掃除する人は多いですが、消毒をする人はすくないのではないでしょうか?
考えてみると、ちょっと怖いですね。
スマホを消毒する!?
スマホは、充分感染経路になるといわれています。
スマホは細菌の巣です。
手でいつも触るし、洗えませんよね。
手はどこよりも汚いといわれている場所です。
おまけに、スマホって、どこにでもおいてしまいますよね。
殺菌をすることも無く、そのまま放置されれば、菌は繁殖する一方です。
消毒方法は簡単です。
アルコール消毒剤を脱脂綿につけ、表面を軽く拭きます。
アルコールが乾いていく間に除菌されますので、完全に乾かすことが必要です。
市販のアルコール消毒剤が使用できます。
サイズもタイプもいろいろですので、気に入ったものを使うと良いと思います。
消毒に使う アルコール消毒剤はこちらから
消毒するときに注意すること
画面を拭く際は、たてか横、どちらか一方向に沿って画面を拭く。
雑巾がけのように、上下、左右に拭いていくと、拭きムラが出てしまいます。
また、ティッシュを使うと画面に小さな傷がつくので避けたほうが無難です。
消毒をしたら、画面に傷がいっぱいついて、買いなおしになってしまった。
なんてことにならないように、気をつけてくださいね。
スマホに菌をつけないようにするために気をつけること
スマホは雑菌の倉庫だった!
でも、そこまで気にしなくても、ちょっとしたことを気をつけるだけで充分に予防ができます。
怖い菌をつけないように、気をつければよいのです。
注意点をご紹介します。
スマホは買い物かごに入れない 、病院、レストランなどで、直置きしない
え!
と思われませんか?
実は買い物かごには菌がいっぱいなんです。
買い物をするとき、ついつい、使っているスマホを買い物かごにいれたりしていませんか?
NGです。
お肉やお魚を買うときは一緒に入れないほうがまず無難です。
白菜の浅漬けで0157に感染した事件もありました。
浅漬けのパックの中身が菌でいっぱいだったら、外にもついていないとはいえませんよね。
スーパーでお買い物するときは、買い物かごでいろんな食品を一緒にレジにもって行きますよね。
お肉もお魚もお野菜も一緒です。
もちろん、お肉やお魚の汁のなかに細菌がいたら、そのものは調理で殺菌されますが、その汁がたれてスマホについた場合、スマホについた菌はそのまま繁殖して、手についてしまいます。
そして、お腹に入っていくのです。
また、あまり意識していないことですが。
レストラン、駅など、トイレで手を洗う時、スマホは直に置かない 。
病院などのトイレは本当に危険なんです。
買い物かごより、もっと菌がいっぱいいるのです。
トイレの消毒
トイレの消毒は基本中の基本ですね。
o157の消毒なら、それは知ってるよ。といわれてしまいそうですが、
ご紹介したいのは、消毒に使うものです。
消毒に普通のトイレ洗剤を使っていませんか?
普通のお掃除だったら、それで大丈夫ですよね。
でも、
消毒というと、ちょっと違ってくるんです。
台所用漂白剤が効果的!!
実は、台所用漂白剤がo157の消毒効果抜群だと、ご存知ですか?
台所のまな板消毒にも使えて、お安い。
普通のトイレ洗剤よりも効果のある、次亜塩素酸ナトリウムの濃度が濃いのです。
なので、その分、消毒効果が高いのです。
気になる方は、普通の洗剤を使ってお掃除をしてから、台所用漂白剤をしみこませた雑巾で拭きなおすとよいです。
尿石なども取れやすくなりますし、尿独特のいやなにおいも取れるので、お勧めです。
便座などは良く拭いておくととよいですね。
トイレスマホは絶対にだめ!
o157はとても小さい細菌で、トイレットペーパーを簡単に通り抜けます。
トイレでお尻を拭くときはまず、菌がついたと思ったほうが良いです。
それくらい小さく、つけない為にはペーパーを20巻きにして、やっと菌がつかないくらいなのだそうです。実際はほぼ無理ですね。
トイレのノブ、ペーパーホルダー、流すボタン、すべてに菌はついていると思いましょう。
そこにスマホを持ち込めば、もちろんスマホに菌をつけることになります。
意外とやる人が多いトイレスマホ。
落としてしまうことも多いので、我慢したほうが良いかもしれませんね。
まとめ
いかがでしたか?今回はo157の感染経路を徹底消毒!ということで、あまり知られていないスマホ、消毒方法が知られていないトイレの消毒方法をご紹介してみました。
今回のo157の感染経路
今回のo157の感染経路は現在もまだ不明です。
o157は遺伝子の型によって分類されます。
同じ遺伝子を持つものは、もとが一緒ということだそうです。なので、感染源が特定できたり、感染経路がわかるのですが、今回、群馬、埼玉、横浜、神奈川、長野、香川、滋賀、新潟など、広い範囲で確認され、感染者の接点が無いのだそうです。それで、いまだに感染経路の特定が出来ていないのです。
なんとも怖いことですが、予防が出来るのも事実なので、気をつけて、健康に過ごしたいものです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。